2025年9月市会レポート
9月19日に始まった京都市会9月市会は、令和6年度決算や補正予算案などの重要議案を審査し、10月30日に各議案の採決が行われました。42日間の長丁場でしたが、市長提出の65議案が可決成立し、議員間で協議する意見書は6本中4本が採択されました。

本会議代表質問は、10月1,2日に行われ、公明党は2日午後から、平山よしかず議員(西京区)、かわしま優子議員(伏見区)および松田けい子議員(山科区)の3名が質問に立ち、建設的な政策提言を重ねました。(写真左)
平山議員は、「京都基本構想と平和への思い」「健全な財政運営」「持続可能な水道事業」「学生に選んでもらえるまちづくり」「西京区洛西地域活性化」について質疑。松井市長から真摯な答弁がありました。
平山議員の質疑は、コチラをクリックしてお読みください。
かわしま議員は「共生と協調のまちづくり」「多文化共生について」「グループケアについて」「障がい者就労支援」「京都市における観光振興のあり方」を取り上げ、重要な質疑に大きな拍手が寄せられました。
かわしま議員の質疑は、コチラをクリックしてお読みください。
松田議員は「デジタル行政の推進」「介護サービスのICT化」「医療的ケア児の支援」「琵琶湖疎水施設活用」について質疑し、「要介護者の社会参加」を要望。具体的な前進がありました。
松田議員の質疑は、コチラをクリックしてお読みください。
10月3日から始まった決算委員会では、3つの分科会で局別質疑が実施された後、20,21日に市長総括質疑が行われ、公明党からは、青野仁志議員(中京区)、中村まり議員(南区)、増成竜治議員(伏見区)、西山信昌議員(下京区)、くまざわ真昭議員(左京区)、湯浅光彦議員(右京区)の6人が登壇。令和6年度の黒字決算への評価を踏まえ、未来志向の議論を展開しました。
本会議代表質問および市長総括質疑の模様は、京都市会公式HPおよびYouTubeで視聴できます。ご関心ある方はぜひご覧ください。
週明けからは、各会派の議員会がスタート。市民の皆様からお預かりした大切な税金の使い道をシビアにチェックする重要な決算です。侃々諤々の議論を重ねましたが、公明党は一般会計や公営企業会計など全ての決算を認定すると決し、30日の最終本会議では、議員団代表幹事である平山議員が賛成討論に立ちました。
決算への討論は極めて重要ですので、コチラをクリックしてお読みください。
国に送る意見書は、「国家公務員の地域手当に準拠した地域区分の見直しに関する意見書」「旅館業法の改正を求める意見書」「医療・介護従事者に対する処遇改善の早期実施を求める意見書」「違法オンラインカジノをはじめとするギャンブル関連問題の対策強化を求める意見書」は全会一致で採択され「北陸新幹線を白紙撤回するよう求める意見書」と「消費税5%以下への減税とインボイス制度の廃止を求める意見書」は不採択となりました。
意見書は、京都市会公式HPにアップしていますので、コチラをクリックしてお読みください。
本会議終了後に下村議長とともに記者会見に臨み、9月市会の議案審査結果と京都市美術工芸高校との広報連携について報告。質疑応答では、「高校生による請願説明」「海外行政調査」などについてのマスコミの質問に答えました。(写真右)

決算市会の会期中である10月16日、公明党市会議員団は、来年度予算編成にかかわる要望を91項目にとりまとめ、松井市長に提出するとともに、短時間ながら濃密な意見交換を行ないました。(写真左)
市長はご自身のSNSで「現場第一で、市民の声、現場の小さな声にも耳を傾け、従来の枠にとらわれない対策に全力を挙げてこられた公明党京都市会議員団の皆様に、心から敬意を表し、本日いただきました提言にしっかりと向き合い、今後とも建設的な意見交換を通じて政策実現に努めて参ります」と高い評価を述べられました。
予算要望については、コチラをクリックしてPDFをご覧ください。
同じ日、議員団11名は徒歩で、京都国際マンガミュージアムに移動。開催中の「マンガと戦争展」を現地調査し、学芸員の方から詳しく説明をお聞きしました。インバウンドの方々が多く訪れておられ、このような展示が世界平和への礎になると思いました。※下線部をクリックしてご参照ください。(写真右)
毎年恒例の「議員団政策提言」に向け、11月にも他府県への視察を予定しています。11月市会は、18日に議案が発送され、25日に開会本会議、28日に本会議代表質問の後、特別委員会などを経て12月11日まで行われます。休む間もないスケジュールですがこれからも、きめ細かく研鑽に励み、建設的な政策を提言していく決意です。
国政では連立離脱など激しく揺れ動いていますが、市民に身近な自治体が混乱してはなりません。清新な決意で、市民の生活実感に裏付けられた政策を進めるため精進する決意です。頑張ります!
9月19日に京都市会本会議が開かれ、補正予算案や令和6年度決算などを審議する9月市会(通称・決算市会)がスタートしました。10月30日までの長丁場ですが、市民の皆様からお預かりした大切な税金の使い道を徹底して議論する大事な議会です。> 続きを読む
6月6日の京都市会本会議で、新型コロナウイルスワクチン接種などにかかわる補正予算案などの重要議案が可決成立しました。今5月市会は、27日の正副議長選挙で第87代下村あきら議長(自民党)の誕生とともに、私が第97代副議長に就任。> 続きを読む
5月23日に召集された京都市会5月市会では、補正予算案など重要議案が提出された後、週明けの26日の理事会と議運で、正副議長の辞任に伴う選挙が決定しました。> 続きを読む
2月17日に始まった京都市会2月市会は、令和7年度予算案などの重要議案を審査し、3月25日に各議案の採決が行われました。最終日には新年度の常任委員会も確定し、新たなスタートを切りました。前回の「市会だより」に続いてレポートします。> 続きを読む
2月17日に京都市会本会議が開かれ、補正予算案や新年度予算案などを審議する2月市会(通称・予算市会)がスタートしました。3月25日までの長丁場ですが、市民の皆様からお預かりした貴重な税金の使い道を徹底して議論する大事な議会です。> 続きを読む




