京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

2024年3月市会がスタート!

2024年3月1日

3月1日、京都市会本会議が開かれ、来年度予算案をはじめ重要な議案(73本)を審議する予算市会がスタートしました。例年は2月下旬ころに開会しますが、今年は京都市長選挙があったため、3月1日に開会したことにより、名称も「3月市会」となりました。

3月末までに予算を成立しないと4月からの執行に間に合わないので、予算委員会の日程は短縮することとなりましたが、それでも27日間という長丁場です。松井孝治新市長を迎え、清新な息吹でのスタートとなりました。

週明けの4日に補正予算案を3つの分科会に分かれて議論し、議員会を経て6日に結了、7日の本会議で採決が行われます。本会議代表質疑は7,8の両日にわたり、公明党議員団からは8日午後から青野仁志副団長(中京区)、かわしま優子政調会長(伏見区)、兵藤しんいち政調事務局長(北区)の精鋭3名が登壇の予定。KBS京都テレビで生中継されるほか、京都市会公式HPでインターネット中継もあります。

次の週からは、来年度予算の局別質疑があり、市長総括質疑や常任委員会で十分に議論を尽くした後に各会派で慎重に審議され、3月27日の最終本会議に突入する怒涛の展開です。これらもネットで中継されますので、関心ある方はぜひチェックしてください。

「松井市長の市政運営」「行財政改革の新たな展開」「防災危機管理の拡充」「経済活性化への成長戦略」「福祉や子育て支援」など、注目の政策課題が山積みです。私自身、松井市長と仕事ができること、共に切磋琢磨して市民のために働けることに、“わくわく”しています。

さて、議会前の準備で多忙な中ではありましたが、2月28日に公明党京都市会議員団は松井市長に政策提言「ポストコロナ社会における観光戦略のあり方に関する提言」を手渡し、濃密な意見を交換しました。(写真)

私からは、「量から質」「モノからココロ」への時代において、観光振興が市民にとって豊かさが実感できるよう、新しい価値観で「観光コミュニティ」を創出することが大事と言及。市長は政策本位の政治を志向する公明党の提言を「さすがですね!」と称え、「新たな価値を創造する政策を前に進めたい」と表明しました。

公明党京都市会議員団は、毎年テーマを決めて研鑽を重ねた政策提言を提出していますが、今回はポストコロナの観光戦略に光を当てました。31頁の長い提言ですが、27頁に「新しい観光のカタチ」の視点を7つに取りまとめ、30頁から8つの具体的政策を提言しています。

ご関心ある方は、コチラをクリックしてお読みください。

月末に市会が終了した段階で、「3月市会レポート」をアップする予定ですので、しばらくお待ちください。市民の皆さんからお預かりした大切な税金の使い道を検証し、財政危機克服への第一歩を踏み出す議会です。気合十分に頑張ってまいります!!