京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

2021年2月市会がスタート!

2021年2月17日

2021年2月17日、令和3年度予算や今年度補正予算案などを審査する市会がスタートしました。開会本会議に先立つ午前9時、公明党京都市会議員団10名が門川市長を訪れ、今年度の議員団政策提言「人間中心の新しい社会Society5.0の実現に向けた提言」を手渡しました。約30分の時間でしたが市長や副市長、デジタル化戦略監らと意見交換。この模様は公明新聞も取材しました。

コロナ禍を乗り越え、新たな京都市の発展を期すために、1年がかりで研鑽を重ねた具体的提言です。2月市会では、予算委員会以外に今後10ヶ年の基本計画も審議されます。提言で学んだ知見をベースとして、新しい価値の創造に向け果敢に質疑してまいります。

10時からの本会議では、「新型コロナから市民を守り抜くための決議」が全会一致で採択されました。市会議員の報酬等をカットした1億円を基金に積み立てると議会側から発議して決定したものです。1日も早い方がよいので、市会開会の冒頭での議決となりました。

決議文のPDFは、コチラをクリックしてお読みください。

次に陳情5件が常任委員会に配布されました。そのうち3件が教育福祉委員会なので、3月に審議されることになる予定です。付託された81議案のうち来年度予算案と京都市基本計画について門川市長から提案説明がありました。副市長と合わせて1時間もの所信表明演説となりました。財政厳しい中での予算です。真剣に耳を澄ませました。

補正予算案のうち緊急を要するワクチン接種関連予算案のみ、委員会付託せずに即決で採決され、各会派の代表6名の議員が安心で円滑な実施を求める討論を行ない、公明党から兵藤しんいち議員(北区)が登壇しました。

兵藤議員の賛成討論原稿のPDFは、コチラをクリックしてお読みください。

また、採決に当たって重要な意見を付す「付帯決議」では公明党が主張した「エッセンシャルワーカーや障がい者、認知症高齢者などの優先順位」の課題も盛り込むことができました。

補正予算付帯決議文のPDFは、コチラをクリックしてお読みください。

18日にその他の補正予算を審議し、24日に本会議で採決される予定です。新年度予算の審議の前に、京都市基本計画が3日間の特別委員会で審議されるスケジュールですが、私は同委員会の副委員長なので、今から準備に追われています。(#^^#)

3月以降に新年度予算について3つ分科会に分かれて予算委員会が開かれます。3月中旬に総括質疑、下旬に本会議での採決となる予定です。なお、本会議代表質疑は2月24,25日の2日間に行われ、公明党議員団は25日午前10時から大道義知議員(南区)、曽我修議員(伏見区)の後に、私・吉田たかおが登壇する予定です。当日はKBS京都テレビで生中継されます。ぜひご視聴ください。

次回の市会だよりは3月下旬の予定です。本会議代表質疑や予算委員会、常任委員会、基本計画特別委員会などに加え、意見書や決議も会派間で調整があります。その間に来期の常任委員会などの所属を協議しなければなりません。多忙なのでなかなかHPを更新できませんが、SNSなどでアップしていこうと思っていますので、ご了承ください。よろしくお願いします!