2019年7月度文化環境委員会-2
2019年7月23日
7月23日10時から市会第2会議室で文化環境委員会が開かれ、湯浅光彦委員長(右京区)のもと活発な議論が展開されました。
文化市民局の質疑では、二条城東側駐車場の運用について陳情が出された件で2名から意見が述べられました。
一般質問では「区基本計画」「災害時の避難所」「客引き条例」などの議論があり、私は「文化芸術振興とりわけアニメ振興」を取り上げました。
委員会直前の18日に京都市伏見区で発生したアニメ制作会社への放火殺人事件で犠牲になられた方々に哀悼の意を表するとともに、負傷された方やご家族、関係者の皆さんに心よりお見舞いを申し上げたうえで、下記の質疑をしたものです。
(1) | アニメ振興は産業観光局の所管であるが観光や経済の側面だけでは偏るのではないか。文化芸術振興の将来ビジョンにおけるアニメの位置づけは。 |
(2) | MANGAナショナルセンター誘致に全庁挙げて協力していくべきであり、文化市民局が培っているすべての力を結集してもらいたい。 |
(3) | 市政の推進にアニメを活用する方針を強化するべき。市政広報・学校教育・地域行事とコラボなど様々な可能性がある。 |
(4) | クリーエター育成や招致・アニメ従事者雇用への環境整備なども文化市民局と産業環境局が力を合わせていくべき。 |
(5) | 文化財保全の今後の観点として、アニメを含めた「映像アーカイブ」も重視する必要がある。充実していただきたい。 |
理事者から前向きな答弁がありました。期待して見守っていきたいと思います。悲惨な事件の舞台となった京都市が、今まで以上にアニメ振興に力を入れる意義は大きいと確信します。
午後からの環境政策局では、報告や陳情・請願項目は無く、一般質問で「北陸新幹線」が取り上げられました。次回の委員会は他都市調査の予定。井の中の蛙ではなく積極的に先進事例を学んでいこうと思います。!(^^)!