京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

2月市会集中審議レポート

2017年3月24日

2月22日から3月24日まで、2月市会集中審議が開かれました。恒例の総括レポートをお届けします。

今市会は、平成29年度一般会計予算案や公営企業(上下水道局・交通局)予算案をはじめ緊急の補正予算案などの重要議案を審査するとともに、自転車安心安全条例改正案や子ども若者はぐくみ局新設などを議論。私は、3月24日の最終本会議で公明党市会議員団を代表して討論に立ち、厳しい財政状況のなかを縮小一辺倒に陥ることなく、市民生活向上につながる施策展開を求めました。(写真左) 詳しくは下記をクリックしてください。

PDF平成29年度一般会計予算討論をダウンロード

本会議代表質疑は2月28日と3月1日の2日間にわたって行われ、公明党議員団から久保勝信議員(山科区)、国本友利議員(左京区)、西山信昌議員(下京区)の3名が登壇。凛々しく爽やかな質疑を展開しました。

久保議員は、①29年度予算編成と防災・減災対策、②ものづくりハードウエア分野におけるベンチャー支援、③ソーシャルビジネスのまち京都の実現、④東アジア文化都市交流、⑤高齢者の終活、⑥スポーツ振興、⑦新十条通りの無料化について質疑を行いました。

続いて、国本議員は、①児童虐待防止対策、②産婦健診ホッとサポート事業、③家庭教育支援、④がん対策、⑤各種証明書のコンビニ交付、⑥琵琶湖疏水を活用した岡崎エリアの活性化について質疑を行いました。

さらに、西山議員は、①文化庁京都移転と地域活性化、②文化芸術のチカラによる地域課題の解決、③国際博物館会議京都大会(ICOM)、④京都駅西部エリア、⑤子どもの貧困対策、⑥就学援助における新入学児童生徒学用品費、⑦高齢者の生活を地域で支える仕組みづくり、⑧京都市役所における仕事と介護の両立について質疑を行い、いずれも門川大作京都市長から積極的な答弁がありました。

3月2日から始まった予算委員会局別質疑では、私は第1分科会の主査という立場で6日間にわたる局別質疑の進行を担当。市民の皆さんからお預かりした大切な税金の使い道を議論し、京都活性化に資する政策に昇華するため、真剣に頑張りました。(写真右)

3月23日に行われた予算委員会と各常任委員会で討論決了されたのを受け、24日の本会議で採決が行われ、市長から提出された議案すべてが可決成立しました。議員提出議案は、公明党が提案した「無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の整備促進を求める意見書」が全会一致で、「水素ステーションの整備促進を求める意見書」が共産党以外の賛成多数で採択されました。

PDF「無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の整備促進を求める意見書」をダウンロード

PDF「水素ステーションの整備促進を求める意見書」をダウンロード

これで、昨年4月28日から333日間続いた今年度の通年議会が閉会しました。いよいよ、平成29年度がスタートします。新しい年度は教育福祉委員会に所属し、福祉・子育て支援・若者支援・教育などの重要課題を担当することとなりました。清新の息吹で頑張っていこうと思います!! !(^^)!